FF7原作とリメイクをクリアしての感想と考察です。
一作目から二作目への引き継ぎ要素は?
FF7リメイクではレベルキャップが50でかかっていました。
これは続編へのレベルの引き継ぎを考慮してのことなのかとも思いましたが、
武器欄が各キャラクター最下部に一つ空いているのを見ると、DLCもあるかもしれないと思えてなりません。
つまり、FF7リメイク内で追加ダンジョンがあり、その中で武器が手に入る、さらにマテリアも・・・と予想しています。
発売日
発売日は2021年の年末商戦にぶつけてくると思います。
なぜなら、一作目を作った時点でUIやキャラクターのモデリング、声優のキャスティングなどが終わっているからです。
もちろん、FF13の三部作やFF10の二部作のようにがらりと変えてくる可能性は十分にありますが、ゲームシステムが根底から覆るということは考えにくいからです。
それから、プラットフォームですが、PS5で出ることは間違いありません。
独占期間が過ぎたとしても、任天堂ごときがあのデータを処理できるゲーム機を出せるとは思えません。
なぜFF7リメイク-1ではないのか。原作通りなのか。
これは恐らく多くのプレイヤーが思ったと思います。
リメイク-1でなくとも、例えば、part1やver.1など表記はどうあれ、分作であるなら、1なりfirstなりをつけなければ識別が難しいです。
そこで私が考えたのは、以下の要素からFF7リメイク2はFF16説です。
- フィーラーの存在
- 運命の特異点というチャプター名の意味
- ビッグスの生存理由
- エンディングに表れた謎の「いらっしゃいませ男(ザックス)」
運命を変える、つまり、原作の星の運命(メテオが衝突する)という話を丸々変えて、エアリスも生かすという新たな物語を作るために、リメイク1としなかったと考えられます。
というかそうとしか考えられません。
さらにビッグスの生存理由について、野村哲也氏は、このビッグスの生存がストーリーに関わってくるとも言っています。
そこで私が考えたタイトル案ですが、一作目がファイナルファンタジー7リメイクであるなら、続編はファイナルファンタジー16で出し、FF7とはまったく違ったお話が展開されるというとんでもない予想をしておきます。
しかし、FFヴェルサス13→FF15という前例もあるので、意外と当たるかもしれません。
ストーリーはどこまで進めるのか
一作目範囲 ミッドガル脱出(リメイク分作の1作目で完結)
二作目範囲 カームの町→ミスリルマイン→ジュノン→運搬船→コスタ・デル・ソル→コレル山→ゴールドソーサー→コレルプリズン→ゴンガガ→コスモキャニオン→ギ族の洞窟→ニブルヘイム→ニブル山(→FF7クライシスコア)→ロケット村→ゴールドソーサー→古代種の神殿
三作目範囲 ボーンビレッジ→忘らるる都→アイシクルロッジ→大氷河→ガイアの絶壁→竜巻の迷宮→神羅ジュノン支社(→ビフォアクライシス)
四作目範囲 ミディール→コレル魔晄炉→コンドルフォート→ミディール→海底魔晄炉→ロケット村→コスモキャニオン→魔晄キャノン→大空洞(→FF7ダージュオブケルベロス)
まあ分けるなら三作がキリがいいというか、上のストーリーチャートを見ても切りやすいと思います。
しかし、最近また野村哲也氏はこう言っています。
「分作はいくつになるかわからない」
ここから推測するに、FF7のREMAKEは三作で完結しないということです。
二作目の終盤辺り、ニブルヘイムに入ったところでFF7クライシスコアをぶっこみます。
水増しはFF7リメイクの猫探しの糞クエストからもわかる通り、その手段が何であれ必ずあります。
ミッドガルでの水増しが猫探しやミニゲームでしたが、
そして、クライシスコア(原作前の話)、ビフォアクライシス(原作前の話)、ダージュオブケルベロス(原作後の話)と関連作品を入れ込むというわけです。
これらFF7関連作品を一つにすることこそがノムリッシュの考えであり、さらにそこからFF7原作の後日談を描く、五作目となるFF7の舞台がアドベントチルドレンです。
他にも関連作品はありますが、さすがに小説までゲーム内に入れ込むことはないと思います。
もしかしたら続編では約束の地というステージも追加されるかもしれません。
また、やたらとウータイとの戦争をにおわせているので、原作ではほとんど絡んでこなかったウータイとのストーリーも入る可能性が高いです。ユフィの活躍も期待できるかもしれません。
登場人物
次回作の登場人物は上でも挙げましたが、ビッグスが出てくるでしょう。
さらに、上のストーリーチャートで二作目に入っている仲間は
クラウド
ティファ
エアリス
バレット
レッドXIII(ナナキ)
ヴィンセント
ケットシー
でしょうか。ユフィを仲間に入れる手順が森でエンカウント→正しい選択肢を選ぶというのは撤廃されるでしょうし、同じくヴィンセントも仲間に入れなくてもクリアできてしまう一人なので、これも修正されるでしょう。三作目に仲間に入れるキャラクターがシドとユフィで二人ぐらいは残しておきたいと、私が作り手なら思いますが、どうなるのか。
運命を変える変える言っているので、セフィロスを仲間にするというのもあるかもしれません。
原作でも期間限定で仲間にして使用することができましたし。
スポンサードリンク
エアリスの生死
エアリスが生存する根拠①
果たしてエアリスは生存できるのか。
これは原作ファンのみならず、リメイクから始めた人たちにとっても気になるところでしょう。
上でビッグスの生存について触れましたが、原作では死亡するはずでした。
ウェッジも、原作では死亡したことになっていますが、しっかりと生存が描かれています。
そしてノムテツはこのビッグスの生存は今後の展開に影響すると述べています。
つまり、この死ぬはずだった人が死ななかったという展開自体が、エアリス生存の暗喩なのではないでしょうか。
もうすでに運命は変わっているのです。
エアリスが生存する根拠②
チャプター8はエアリスとクラウドが再開するシーンから始まります。
#PS4sharehttps://t.co/TYT5bDARKH pic.twitter.com/iLlzK4TyHr
— 小麦粉でからめたものを揚げた者 (@kakiage5) May 10, 2020
エアリスが「だって何の役にも立たないの」と言うと、クラウドがいつもの中二病頭痛を起こします。そして、原作でエアリスが死んだシーンがクラウドの脳内をよぎります。
なぜでしょうか。エアリスが死ぬのは教会で再会するシーンから遥か未来の出来事、それなのにクラウドには記憶としてそのシーンが存在しています。
ここで一つの仮説が立てられます。
クラウドはエアリスが死んだ運命(原作のストーリー)を変えるために、もう一度人生をやり直している説です。原作の記憶が残っているから出会いのシーンでエアリス死亡シーンがよぎったのです。
チャプター8の名前が「再会の花」となっています。
この再会という言葉、スラムで出会って2回目の出会いですが、クラウドがエアリスに『再会』したということを表している、ダブルミーニングの可能性もあります。
また、チャプター14の「それぞれの決意」でエアリスルートに入ると、エアリスはクラウドに「好きにならないで」と訴えます。これはクラウドの夢(妄想?)なので、エアリスの死亡を知っているという仮説が立てられます。
エアリスが生存する根拠③
エアリスは、時として未来を知っているかのような発言をし、たびたび周りからそれを指摘されています。
たとえば、7番街のプレートが落とされる計画を知らされたとき、ティファは嘘だと言って信じていなかったのに、エアリスはまるで落ちる未来しか信じていないような発言をします。
ウェッジにも「俺たちが負けると思っているのか」と言われたりするほか、マーレさんにはっきりと「プレートは落ちる」と断言するシーンもあります。
また、チャプター14の「好きにならないで」発言も、エアリス自身が見せたものととらえるなら、自分の運命を知っているとも取れます。
ここで生まれる2つ目の仮説は、
エアリスは星(そして自分自身)の運命を変えるために再びクラウドの前に現れた説です。エアリスだけが記憶を持ったまま過去に戻り、運命を変えるためにクラウドたちを導きます。
マリンとエアリスがしていた秘密話や、ザックスの生存も気になるところです。
続編の召喚獣
FF7リメイクの召喚獣はどれも演出が派手で、
可能ならすぐにでも出したい頼れる仲間でした。
しかしその割には入手方法が雑で、イフリートなんかはジェシーから手伝ったお礼で手渡しという扱い。
原作はゴミ箱漁ったら召喚獣ころりんちょ、壁掘ったらバハムートとか結構ひどかったです。
FF9のように召喚獣がストーリーの根幹をなすようなゲームではないので、かいふくマテリアやほのおマテリアのように店売りされているぐらいのテキトーなものなのでしょうか。
リメイクではかなり数が少なかったですが、続編ではラムウやフェニックス、オーディンがどのように手に入るのか楽しみです。
戦闘システムの改善や継続、マテリアの種類
戦闘システム
今作大変好評だった戦闘システムは、続編に引き継がれるのか。
一部では難しいという意見もあったようですが、難易度をイージーにすれば勝てない敵はいないと思います。イージーで勝てないならゲーム辞めたほうがいいレベルで簡単です。
基本的にはアクションゲームですが、ATBとリミットゲージ、MPとHPの管理を常に行う激しい戦闘です。
奥が深く私にはとてもささったシステムで、これまで多くのRPGやアクションをやってきましたが、ベスト3には入るシステムでした。
ボス戦はノーマルでも苦戦する難易度でしたが、なんとか勝てるギリギリのところで調整されているので、戦っていてとても楽しかったです。
マテリア
それから、マテリアの種類はどれだけ追加されるのかも気になります。
リメイクは基本的ないかずちやれいき、ふうじる、じかんなどがありましたが、ぜんたいかがはんいかに変えられていたり、オートケアルというFF12のガンビットライクなものが新規追加されていました。
続編は戦闘システムをマテリアでガンビットのようなものにするのか、しかしそうするとマテリアの穴が圧倒的に足りなくなります。
武器
リミット技が武器アビリティとなり、戦闘中にばんばん使えるようになりました。
一部ではこのシステムが理解しにくいという声も上がっていました。
キャラクターの専用アビリティ(△ボタンで出すアクション)が、当たり前ですがキャラクターごとにことなるので、それを把握して戦うのは、キャラクターが増えるとさらにごちゃごちゃになります。
ゲームに慣れていない人はもちろん、続編は私でもわからなくなりそうです。
続編の期待
総評すると、最高のゲームでした。
40時間を1週間でクリアしてしまうほどあっという間に時間が過ぎました。
次回作がいつ出るのか、ストーリーはどこまで進めるのか、ゴールドソーサーのスノボのクオリティはどうなるのか、気になる点はたくさんありますが、とにかく今は待つしかありません。
死ぬまでに全てが発売されることを願います。