SNSを中心に「かわいい」「おしゃれ」と話題になり、一時入手困難となった3coinsのSwitch用コントローラー。
再販売のタイミングで入手できたので、率直な感想を記したいと思います。
製品について
- 内容物:ワイヤレスゲームコントローラー本体・USB充電ケーブル・取扱説明書・保証書
- サイズ:(約)縦11cm×横16cm×厚み7cm
- 充電方式:USB接続充電
- バッテリー容量:600mAh
- Bluetooth:ver. 4.0
- 電波周波数帯:2.4GHz
- 最大通信距離:約10m
- 充電時間:約3時間
- 連続動作時間:約8~12時間
- 価格:2,500円(税込2,750円)
とにかく「安い」
まず目を見張るのがその安さ。
任天堂純正品が7,000円前後、ライセンス商品で有名なHORIでも5,000円前後だということを考えると、税込み2,750円は破格の安さです。
メルカリにも出品されています。
ジャイロ機能付き
基本的なスクショ(キャプチャー)やホームボタンでスリープ解除のほか、ターボボタンによる連射、ジャイロ、振動の機能がついています。
スプラトゥーンなどのシューティングをする人にはうれしい機能です。
ただ、NFC機能(アミーボを読み込むなど)はついていません。
振動機能については、本体でON/OFFの設定が可能です。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
有線でも無線でも接続可
格闘ゲームなど、遅延が許されないゲームをする場合には、無線だとちょっと不安、ということもあると思います。
このコントローラーは無線接続だけではなく、有線接続もできるので、どちらを買おうか迷う場合にも安心です。
手持ちのプロコンと比較
ここでは、数年使用したPXNの無線コントローラー(画像左)と比較したいと思います。
PXNとほかのコントローラーの比較はこちらにまとめています。
大きさ・重さはほぼ同じ
まず、大きさや重さはほとんど変わりません。
3coinsの方は重さの記載がありませんが、PXNの方は211gということなので、そのくらいの重さだと思います。
純正品が324g、HORIが350gなので、かなり軽い方です。女性や子供にも優しい設計です。
ボタン配置が違う
一つ大きな違いといえば、ボタンの配置。
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SwitchのJoy-conの左手部分は、上が3Dスティックで下が十字キーになっており、プロコンの多くもその配置なのですが、3coinsのコントローラーは3Dスティックが下、十字キーが上という、逆の配置になっています。
特に困ることはありませんでしたが、違和感を覚える人もいるかもしれないので注意です。
本体登録がUSB接続
これはかなり注意しなければならないのですが、本体にコントローラーを登録するためにはUSBケーブルをつながなければなりません。
普段1台のSwitchでしかコントローラーを使わないという人は問題ないのですが、家族や友達のSwitchで一緒にプレイするためにコントローラーを接続しようと思ったら、いちいちUSBケーブルにつながなければなりません。
PXNは背面にあるボタンを押すだけで無線で本体に登録ができたので、本体から離れていても接続できたのですが、3coinsの場合はテレビのところにある本体からケーブルをつないで…としなければならないのでちょっと面倒です。
また、USB接続のみなので、USBが刺さらないSwitch Liteでは使えません。(PXNはLiteでも問題なく接続できます)
LEDランプが明るすぎる
本体は落ち着いたアイボリーやブラウンでおしゃれなのに、LEDランプが緑でめちゃくちゃ明るいです。
このLEDランプ、充電中は4つが同時にチカチカと点滅します。
PXNはLEDライトが赤いランプで、そもそも点灯箇所がとても小さいので気になりませんでしたが、3coinsのは充電しながら寝ようと思っても、明るすぎてとても寝られません。
充電は昼間にするしかなさそうです。
不良品が多い?
既存のプロコンと比べても遜色ないつくりに見えますが、実際手に取ってみると安っぽさはあります。
それに加えて、おそらく検品をちゃんとしていないのでしょう、不良品が多々あります。
というのも、今回2つ購入したうちの1つが、充電が全くできない不良品でした。
充電ケーブルにつないで1日置いても、Switchに接続すると「電池がない」と表示され、ケーブルを外すとすぐに接続が切れてしまう、といった具合でした。
ただ、そこはさすが日本の会社なので、サービスセンターに連絡したらすぐに交換となり新しいものを送ってくれました。
しかし、送られてきたコントローラー、今度はBボタンが埋没して戻ってこない、という不具合が。
しばらく押していると動くようにはなりましたが、それでも戻りが遅いときが多々あり、これではアクションゲームなどできません。
一つ一つ検品するより不良品の連絡を受けて交換した方が手間がないということでしょう。万が一不良品に当たった場合は、すぐにサービスセンターに連絡してください。
おしゃれさと値段はアリ!
見た目が可愛くインテリアにもなじむコントローラーは、派手な色を使いがちなゲーム商品の中では珍しく、おしゃれな部屋を目指す人にはぴったりだと思います。
値段も安く、軽くて持ちやすいため、友達や恋人、家族でたくさんコントローラーをそろえたい、という場合にはぴったりです。
ただ、それなりのつくりではあるため、アクションや格闘ゲーム、シューティングをやりこみたい、という人は、やはり純正プロコンか、ライセンスを受けているHORIをおすすめします。